木々の色づきも終わりを間近に感じる10月某日、世界でも有数の活火山である浅間山(前掛山)へ日帰り山行をしました。
天候に恵まれ、澄んだ空気の中見たかった景色をしっかり目に焼き付けてくることができました。
行程
YAMAPのトラッキングデータは以下になります。
浅間山(前掛山) / magentdaさんの前掛山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
浅間山荘登山口から前掛山の山頂を目指すピストン山行。山行後に浅間山荘の天狗温泉へノータイムエントリーできるのは非常にありがたいです。
登山の記録
出発:浅間山荘登山口
山荘の方に案内され、駐車場へ。かなり広いので、最盛期でも埋まってしまうことはないのではないでしょうか?
登山口には注意書きが。
何度も口を酸っぱくして言われますが登山は原則自己責任です。
登山道
スタート後はほどよい負荷を感じる林道歩きです。
登山道もはっきりしており、寝ている身体を切り替えるにはちょうどいいですね。
不動の滝
少し進むと第1のチェックポイント、不動の滝があります。
晩秋とはいえ火照り始めた身体をマイナスイオンがクールダウンさせてくれます。
カモシカが出るらしいですが、出会えませんでした。
山肌がいかにも火山な感じになってきたあたりで、火山ガスを警告する看板が。
風向きによるかもしれませんが、実際にこの付近は呼吸がキツかったです。長居をしないように、一定のペースで素早く通過してしまいます。
火山館
火山館へ到着。チップ製のトイレがあります。バッジや飲み物も売っていました。
ゆっくり見られませんでしたが、資料の展示等があるみたいです。
今回は脇に逸れず、まっすぐ前掛山山頂を目指します。
ちなみに、Jバンドの意味がわからなかったので調べてみました。
バンドは断層の意、外輪山から賽の河原へ降りるルートが浅間山からみるとJの形をしているということで「Jバンド」らしいです。
振り返ると葉を落とした木々。冬がもうすぐそこまできていることを感じます。
避難シェルター
山頂付近には避難用のシェルターがあります。一見頼りなく見えないこともないですが、実際入ってみるとかなり分厚いコンクリート、鉄板で覆われており、ちょっとやそっとではびくともしない感じです。
少し登ったところから前掛山がまっすぐ伸びていきます。圧巻の景色です。
前掛山山頂
前掛山山頂へ到着。風を遮る物がないので、記念撮影してシェルターまで退避し、お昼休憩。
昼食後は来た道を下山していきます。
復路では晴れ間が出て、まだ残る山肌の色づきが綺麗に見えました。
まとめ
全体を通して難所と言えるような箇所はなく、非常に登りやすい山でした。
登山自体が久しぶりになってしまったためちょうどいい疲労感は感じつつも、下山後すぐに入れる温泉が身体を癒してくれました。
季節によっても違う姿を見せてくれるでしょうし、まだ行っていないルートがあるので、ぜひ再訪したい山になりました。