というわけで新年も元気に釣りにいっております。
あれほど活性の高かったアイナメたちは鳴りをひそめ、12月までのように簡単に釣れる状況ではなくなってきましたが、なんとか今年初アイナメを仕留めることができました。
そしてより大物を仕留めるために導入した新タックル…!
今年はこいつでランカーアイナメを狩る!
初釣行
新年初釣行の状況は良くも悪くもなく。3〜4mの風が時折吹く中潮の日中、約4時間粘ってようやく30アップのアイナメを1本ゲット。
とはいえ満足できなかったので日没後に少々メバリング。
20匹ほど釣れましたがサイズは出ず、最大でも18センチ。
新年初釣行でいきなり爆釣!とはいきませんでしたが、狙いの魚をちゃんと獲れたので悪くないスタートとなりました。
新タックル!
昨年40アップを達成したので、今年の目標の一つはランカーアイナメを釣り上げること!
となれば本命ポイントは磯になるため、根についたアイナメを引きずり出し、タモが使えない状況でも足元から引っこ抜ける強靭なパワーを持ったタックルが欲しいところ。
そこで新調したタックルセッティングがこちら!
- ロッド:ハードロッカーエクスチューンB76H+
- リール:23アンタレスDCMD XG
- ライン:フロロ20lb
ハードロッカーエクスチューンB76H+
まずロッドはハードロッカーエクスチューンB76H+。
ハードロッカーはシマノのロックフィッシュ用ロッドのシリーズで、エクスチューンはその最上位モデル。
個人的に最も使いやすいと感じる7フィート半のレングスに、求めていたHクラスのパワー。にもかかわらず見た目からは想像できないほど軽い、シマノの先端技術が詰め込まれたロッドです。ガイドがチタンだったり、カッコ良すぎるカーボンモノコックのグリップといった高級装備が所有感を高めてくれます…。
実は以前からパワーロッドが欲しいと思ってAmazonの「欲しいものリスト」に入っていたのですが、ずっと在庫切れの状態でした。
しかし年が明け、ふと確認したところなんと「1点在庫あり」に!この瞬間、タックル新調プロジェクトは動き出しました…
23アンタレスDCMD XG
最強のロッドには最強のリールを合わせなければ!などと考え始めたらもう止まりません。数日後にはシマノベイトリールの最高峰「アンタレス」をお迎えしていました。
フロロの太糸をガンガン使っていく予定なので、選んだのはもちろん「MD(モンスタードライブ)」仕様。手持ちのメタニウムと比べると二周りほどサイズが大きく感じますが、パーミングしてみると意外とスッキリ手に収まります。
ロッドにセットすると、ハードロッカーエクスチューンのたくましいブランクスとマッチしてたまりません。
シーガーフロロリミテッド
タックルの中で最も大事な要素であるライン。メタニウムにはコスパ最高の「シーガーフロロマイスター」を巻いており、若干ゴワゴワする気はしたものの、なにせ安いので性能面で不満というほどのものはありませんでした。
ということで「シーガー」を信頼している私は、アンタレスDCMDには同じくシーガーフロロラインの上級モデル、「フロロリミテッド」を入れました。20lbの100m巻きがジャストでスプールに収まります。
巻きつけるときすでに感じるのが「しなやかさ」。もちろん20lbなのでそれなりのハリはありますが、扱いにくい感じはしません。テンションをかけたときの伸びも気持ち少ない感覚で、品質の高さを感じます。
入魂完了!
我慢できずに早速最寄りの釣り場へGO!
いつもの堤防では完全オーバーパワーの剛力タックルですが、扱いに慣れるために14gビフテキリグでコントロール重視のキャストを意識してポイントを撃っていきます。
アイナメは産卵からまだ回復していないのか、微かなバイトが1〜2回あるかどうかの厳しい状況。しかし、クラッチを切ってスリットにリグを送り込んだ瞬間に強烈な重みが乗ってきました。
揚がってきたのはナイスタケノコ!
このサイズになるとタケノコメバルの引きは「暴力的」という感じですが、新タックルのパワーで捩じ伏せることができました。一応タモは持っていたものの、全く不安なく抜きあげ。
本命のアイナメではありませんでしたが、東北を代表するロックフィッシュターゲットの一角で無事入魂完了です。
所感
ロッド・ラインについて、まず思ったのが「感度が良い」。
ベイトタックルでは基本的にボトムをズル引きし、ストラクチャーにかかったらそれを上るようにリグをリフトさせているのですが、ストラクチャーにかかった瞬間が今までよりも鮮明にわかります。
その証拠にこの日は、スリットの奥までリグを送り込んでいるにもかかわらずロスト0を達成しました。ラインに「ハリ」があるおかげで、リグを穴に入れても複雑に絡むようなことが少ないのかもしれません。
そしてやはりパワー。今までのベイトタックルでほぼ同じサイズのタケノコメバルを掛けた時には、若干「のされ」気味になって海藻に突っ込まれてしまいました。
今回は穴に潜んでいた個体を引き摺り出し、一度も主導権を譲らず抜きあげましたので、スペック通りのパワーを実感できたと思います。
リールについては、とにかく扱いやすいです。
初めてのDCブレーキでしたが、素直にフロロモードを選択し、ブレーキ3〜4くらいで安定してキャストできました。20lbのラインを使っても飛距離の落ち込みをあまり感じず、14lb使用時と同じように釣りを展開できました。また、メタニウムと比べてスプール幅が広いので、太糸を巻いてもキャスト時の「スプール痩せ」を感じにくいです。
リール本体の強度にも安心感があり、ボディサイズと相まって遠慮なくゴリ巻きができます。軽いロッドですがセットした時の重量バランスは思いのほかよく、1日リフト&フォールの操作を繰り返しても大丈夫そうです。
まとめ
沼…まさに沼ッ…!
穴釣りタックルを入れれば、ロックフィッシュを狙うためのタックルだけで5本目…。しかし、反省はすれど後悔はありません!
まさしく「ヘビーバーサタイル」なセッティングとなった新タックル。今年はコレを武器にヘビキャロやダウンショットなどのリグにも挑戦し、いいサイズを狙っていきたい所存です!