ちょこちょことワームを取っ替え引っ替えし幾星霜(数ヶ月)。
いくらか釣果をあげて、ロックフィッシュゲームにおいて自分なりに信頼できるワームがいくつか固まってきたので紹介します。
※エコギアアクアやガルプのような味と匂いを強く付けたいわゆる「汁ワーム」は保管が大変で気軽に使いにくいことと、個人的にそれほど釣果が伸びないと感じているのもあり、今回は「汁ワーム」ではないワームを紹介します!
基本戦略
ロックフィッシュ狙いによく使われるワームは主に以下の3種類。
- カーリーテール系
- シャッドテール系
- ホッグ系
この基本通り、最近ではそれぞれの系統で実績のあるワームを数カラー常備するようになりました。
いつもの使い方としては、アピール力の高いカーリーテールをスイミングか高めのリフト&フォールのアクションで操作し、広範囲を探って魚の居場所を掴みます。
その過程でどんなアクションに反応がいいかをなんとなくイメージし、スイミングならシャッドテール系をメインに、ボトムを叩くようなアクションに反応がいい時はホッグ系をメインに、というように使い分けたりしています。
ちなみに、リグはほぼほぼビフテキです。
タイプ別の使用ワームを紹介
カーリーテール系
カーリーテール系で主に使っているのはエコギアのリングマックス(3インチ)。
初めてまともな釣果をあげたワームであり、使用ワーム中唯一五目ゲット(アイナメ、クロソイ、カサゴ、ヒラメ、タイ)を達成している絶対的信頼ワームです。
ボトムをネチネチ動かせば居着きのロックフィッシュ、スイミングでは回遊魚、リフトフォールではフラットフィッシュやロックフィッシュと、とにかく実績をあげてきました。
このワームのおかげで、なんと幸運にもショアレッド(陸っぱりで釣った真鯛)達成。おそらくいつかはシーバスや青物まで食ってくると思います。
一番の実績カラーはウォーターメロンバグ。とりあえずこれを投げて、反応が悪くなってきた時はボトムバーサタイルにカラーチェンジします。
マズメにはホットオレンジフラッシュを使うこともありますが、ナチュラル系の実績が高いです。
合わせるオフセットフックは#1が多いです。
シャッドテール系
シャッドテール系のメインはベイトブレスのフィッシュテイルシャッド。
アイナメの釣果の大半はコレによるもので、私の中でアイナメキラーとして不動のレギュラーになっています。
主な使い方は地形変化にぶつかるまでゆっくりとリトリーブし、根に当たったらトントンとシンカーで叩くようにして乗り越えるとゴンっとアタってきます。
アイナメの居場所を見つけたらフィッシュテイルシャッドを投入し、食い込むまでネチり続けるのが王道パターン。
サイズが小さめで形もシンプルなので空気抵抗が少なく、軽いシンカーでも飛距離が出るのもいいところ。
実績カラーはグリパンシード、ウォーターメロンシード、ジュンバググリーン。カラーチェンジのタイミングはリングマックスと同じで、多少は濁り等を意識しますが大体反応が落ちてきた時を基準に考えています。
マズメ用アピールカラーとして金箔スカーレットというカラーも持ち歩いていますがいまのところあまり反応は良くないです。
フックはいつも#2を合わせています。
ホッグ系
ホッグ系の実績No.1は、issei海太郎のジャコバグ2.6インチ。
一時期あまりにも有名なホッグ系ワーム、エコギアのバグアンツ(3インチ)のカラーをいろいろと試していましたが、バッグの中がバグアンツのパッケージから染み出したオイルまみれになる上に、アタってもなんとなく食い込みが悪いような気がしてこちらに変更。
柔らかーい素材と小ぶりなサイズ、バグアンツに比べれば空気抵抗の少なそうな形状により、食い込みと飛距離の両方を改善できました(オイルまみれ問題もなし)。
味や匂いはまったく付いていないのでもしかすると魚が食ってから違和感を感じて吐き出すのも早いかもしれませんが、誘いの段階ではバグアンツよりも食いついてくる印象です。
よく使うカラーはディープオレンジ、イワガニ。特にマズメの時間帯のディープオレンジの釣果が高いです。大きめのリフト&フォールで落ちてくる甲殻類を演出すると反応がいい感じです。
フックサイズは#2がおそらくベスト。大きすぎるとジャコバグの関節の動きを邪魔してアピール力が落ちるような気がします。
入手しやすさは普通…といったところ。
まとめ
現在の私の一軍ワームを紹介してきましたが、実際のところ一部の本当にどうしようもないワームを除けば、どんなワームであろうとも自分で考えながら信じて投げ続けることが釣果への近道のように思います。
とはいえ、膨大な種類のワームのなかから1つを選ぶなら情報が必要なのも確かです。これからロックフィッシュゲームを始めるという方や、違うワームを試してみたいと思っている方にこの記事が少しでも参考になると嬉しいです。