魚を釣ったとき、サイズを確かめたくなるのは釣り人の性。魚の写真を撮るときは、メジャーを添えて大きさがわかるようにしている人は多いと思います。
私も同じように、ダイソーで買ったメジャー(クオリティは普通に高いです)を使ってサイズを測っていたのですが、いくつか課題が見えてきました…
そんな時に見つけたのがラパラの「ロールルーラー」。これ本当におすすめです。
「ダイソーメジャー」の不満点

不満というのは言い過ぎかもしれませんが、ダイソーメジャーはそのシンプルな作りゆえに、
- 風が強いと使いにくい
- 収納するのが面倒くさい
- いまいち映えない(気がする)
という課題を抱えていました(もちろん「私にとって」の課題です)。
風が強いと使いにくい
多くのメジャーに共通するところかと思いますが、風が吹くと当然飛ばされます。
吹く風で暴れるメジャーと釣り上げられて暴れる魚、苦戦していると無駄に魚を弱らせてしまいます。堤防や漁港では重しにできるような石もなかなか見つからないため、足で踏んでみたり脱いだ靴を置いてみたり…
工夫すれば対応できないこともないのですが、この点はなんとかならないかと思っていました。
収納するのが面倒くさい
これも仕方のないことですが、収納するときは手でくるくると丸めてあげる必要があります。
調子良く釣れる日は何度もメジャーを使うので、測って、しまって、という動作がだんだん煩わしくなってきます。
いまいち映えない
このメジャーは、100円商品なのにしっかり役目は果たすその圧倒的なコストパフォーマンスから使用者も多く、釣果情報サイトではこのメジャーを目にしない日はありません。
しかしながら、全く文句を言うつもりではありませんが、その見やすさ重視の当たり障りないデザインは、なんとなく写真映えしない気がします。
ラパラの「ロールルーラー」

以上のダイソーメジャーに感じていた不満点を解消する、ラパラの「ロールルーラー」。その特徴は、
- 自動巻き取り!
- 機能的でかっこいい!
ふわっとしてますが、これの何が良いかというと、
すぐ測ってすぐ収納できる!
自動巻き取り機能を活かした速射性能(?)は本当に優秀です。
ラパラのロールルーラーは最大150cmまで計測できますが、中途半端に繰り出した状態で測ることももちろん可能。さっと出してさっと測る。魚にも優しいですしストレスフリーです。
さらに、ダイソーメジャーの「風に弱い」という課題も、ロールルーラーは本体が重しになることでほぼ気になる場面はありません。
またデザインも機能的で、メジャーの先端は指をかけて引き出しやすい形になっているだけでなく、地面に置いて魚を計測をする時に地面に対して直角に立ち上がることで、魚の口先をメジャー先端に合わせるガイドの役目を果たします。
映える!

黒字に白、差し色の赤。デザインがスポーティでかっこいいです。
写真を見返してみると、私がメインで狙っているアイナメやソイ、メバルなどのロックフィッシュの魚体にマッチするような気がします。ブラックバスにも好相性だと思います。
しっかりした作り
本体の内部をよくみてみると、巻き取るための板バネは2枚使われており、巻き取る力は強いです。先端にカラビナをかけて本体をバッグにぶら下げてもメジャーが繰り出されることはありませんでした。
メジャーの部分はダイソーメジャーと比べてだいぶ厚めのターポリンのような素材でできており、耐久性が高そうな印象。もちろんメモリやロゴのプリントは綺麗ですしバリやほつれもありません。
デメリットもあり
ベタ褒めしてきましたが当然デメリットもあります。
まずなんといっても高い。私の購入時で3000円強のお値段でした。ダイソーメジャーの100円はレベルが違いますが、メーカー品を見渡してもフィッシングメジャー界隈ではかなり高級な部類でしょう。
そしてもう一つ、シンプルに重いです。実測値でダイソーメジャー32gに対してラパラのロールルーラーは184g。バッグに入れるとちょっとした重量物と言ってもいいかもしれません。ただし前述のとおり、強風時にはこの重さはメリットにもなり得ます。
まとめ

釣りをやっていると、タックルそのものだけでなくその他のギアにもこだわりたくなってしまいます。
釣果には直接関係ありませんが、メジャーひとつとってもお気に入りの道具を使うというのはやっぱり楽しいですね。