スノーピークの焚火台

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スノーピークの焚火台

これまで、ロゴスのピラミッド焚火、ピコグリル、ファイヤーボックスもどきのネイチャーストーブと、焚き火台を試してきましたが、これらにはあるネガティブな共通点がありました。

それは、使用していくと歪んでくるということです。

焚き火台ですから、その性質上、熱にさらされるのでステンレスが歪むのは仕方ないことです。しかし、キャンプでは必ず使うギアですから、できれば一生付き合えるようなものが欲しいと思っていました。

そこで見つけたのが、「一生ものの焚火台」と言われる焚火台の元祖、スノーピークの焚火台です。S、M、L、の3サイズ展開のうち、Sサイズを購入しました。

今回は、スノーピークの焚火台を使ってみて、なぜ耐久性が高いのか?他の焚火台と比べてどう違うのか?考えてみたいと思います。

新品の状態

スノーピークの焚火台の火入れ前

火入れ前の状態です。パーツの分割はできないので設置は簡単で、開いて地面に置くだけです。

本体はかなり分厚いステンレス、脚部もステンレスのパイプでできており、サイズのわりにかなり重く感じます(Sサイズでも重さは1.8kgあります)。

写真ではわかりにくいですが、ステンレス板がフレームのパイプにスポット溶接されている構造になっています。

初火入れ後の各部チェック

耐久性のテストもかねて、初火入れでかなりハードに焚火をしてきましたので、火入れ後どう変化したかをみていきたいと思います。

ステンレス板部分

火入れ後のスノーピークの焚火台

全体像です。

灰が付着し、煤けた感じにはなりましたが、本体とフレームに歪みは見られません。やはり、ステンレス板がかなり分厚いので、よく見られる「ペコペコ」なるような歪みは一切でませんでした。

ヒンジ(蝶番)部分

スノーピーク焚火台のヒンジ部分

ヒンジ(蝶番)部分です。焚火台が熱で歪むとき、開閉に影響がでる部分のため、ここの耐久性は特に気になっていました。

結果は、こちらも全く歪みなしです。

蝶番とは書きましたが、一般的な折り畳める焚火台のヒンジ部分とは構造が異なります。

蝶番

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

上のようないわゆる蝶番のような構造を採用している焚火台が大半のなか、スノーピークの焚火台は太めのパイプを二本溶接し、そのなかをフレームが通る構造をしています。これにより、おそらくパイプ自体が曲がらない限り、歪みらしい歪みはでないでしょう

全体の変化

火入れ後のスノーピーク焚火台の色

歪みはありませんでしたが、色合いがまるでチタンの焼き色のように変化しました。

これは予想外でしたが、個人的にはすごくかっこよくなったと思います。焼き色は同じようにはつかないので、まさに自分だけの焚火台へ変化したような感じです

薪を乾かすことができる

焚き火台の下で乾燥させている薪

キャンパーの間では知られたテクニックのようですが、焚き火をしながら、次に使う薪を焚き火台の熱で乾かしておくことができます。焚火台の場合は脚部がうまい具合に薪を固定して、効率的に乾かせます。

ただ、あまり詰め込みすぎて薪が本体部分に接触していると、焚き火台の外で発火することもあるので注意。

どのサイズを選ぶべきか

冒頭で紹介した通り、スノーピークの焚火台は S、M、L、の3サイズ展開です。

今回はSサイズを購入しましたが、実際に使ってみて、やはりサイズの小ささを感じました。

対角で28センチ弱なので、ななめに入れたとしても市販の薪が若干はみ出る形になります。不燃シートなどを敷いたうえで、火のついた薪が地面に落下しないように気を付ける必要がありました。

ただ、それでも十分に暖をとれるレベルの焚火は起こせますし、SサイズとMサイズの間には重量比で2倍の開きがあります。Sサイズの1.8kgでも重く感じるので、焚火台としては結構な重量級になってしまいます。私としては、Sサイズがコンパクトで頑丈!といった感じで好きですね。

また、耐久性とトレードオフですが、小さくたたむことができません。たたむと「平ら」になるといった感じです。大きいサイズを購入する場合、積載できるか、収納できるかをよく想定する必要がありそうです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

設置が簡単なことが予想外に大きなメリットで、思いついたときに気軽に焚火を始められるようになりました。組み立てが必要な焚火台は、朝に焚火をするかどうか迷うときなどはちょっと面倒なものです。

オートキャンプなら重量も気にならないので、定番の道具としてもってこいの焚火台だと思います。これと、バックパックでのキャンプ用にピコグリルを用意して、使い分ければ完璧ですね。

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まだ使用回数は少ないですが、噂にたがわぬ耐久性の高さを感じることができました。美しい焼き色もつき、早くもいつもキャンプに連れて行きたくなる道具になってきました

一生もの認定です。

これからも大切に付き合っていきたいと思います。