バックフォールディングハンター

折り畳みナイフの王道、BUCK(バック) フォールディングハンター #110

バックフォールディングハンター

キャンプや登山で料理をするとき、必要となるのがナイフや包丁などの刃物です。

私は主に料理用に、BUCK(バック) フォールディングハンター #110というナイフを使っています。

このナイフは、実はキャンプを始めた時に父親から譲り受けたものです。なので、結構な年代物です。

発売以来その形が変わらない完成されたナイフ

1964年の発売以来、現行品も大きく構造が変わっていることはなく、完成されたナイフだということがわかります。

フォールディングハンターのブレード

ブレードはホローグラインドになっています。食材を切るときに使いやすいです。ホローグラインドについては下記のサイトさんが詳しいです。

渡辺刃物製作所\ナイフ豆知識 4 ホローグラインド

このナイフは何年物?製造年の見分け方

形の変わらないロングライフモデルですが、いつ製造されたものなのか見分ける方法があります。ナイフをよく見てみると、

このような刻印があります。この刻印は製造年によって違っているので、自分のナイフが何年製造なのか知ることができます。実際に自分のナイフの製造年を調べてみました。

Buck Date Code Stamp Chart

引用元:buckknives.com\HOW OLD IS MY KNIFE?

BACKの公式ページに、刻印の一覧が載っています。

これをみると、私の「フォールディングハンター #110」の刻印は ” \ ” なので、1994年製ということがわかります。現時点で25年物です。

似たデザインのナイフがたくさん出回っていますが、いわゆる「偽物」にはこの刻印はないでしょうから、偽物を見分ける手がかりにもなりますね。

長期保管にも耐える耐腐食性

私が譲りうけるまで特に油を塗ったりもせず、ケースに入れて保管しっぱなしになっていたようですが、全く腐食等はありませんでした。強いて言えば、グリップの真鍮製の部分が多少変色していましたが。

ブレードの鋼材を調べてみましたが、初期モデルは「440Cステンレス鋼」、現行品は「420HCステンレス鋼」で、 「440Cステンレス鋼」 のほうがいいものだそうです。鋼材については下記のサイトさんが詳しいです。

研ぎ師 光三郎のブログ\刃物鋼はいろいろありますが高級です。

ただ、初期モデルというのが何年製造のものまでを指すのかはわかりませんでした。私の”#110″の鋼材はどちらなんでしょうか。

世界で初めてブレードロック機構を搭載したフォールディングナイフ

グリップ下部を指で押さないと、開いた状態から戻らないようになっています。

フォールディングハンターを閉じる

ブレードを開くときには「バチン」と気持ちのいい音が鳴ります。そしてロックされ、使用中はがっちりと固定されています。このロック機構そのものはもちろん、「世界初搭載」という響きがぞくぞくすると思いませんか?

実際に使用してみて

使いやすいわけではない?

正直言って、このサイズの折り畳みナイフとしては、このナイフは重いです。204gあります。切れ味がいいといいましたが、現代においても最高というわけではないです。

しかしそれでも、このナイフには大きなロマンが宿っています

バトニングはできる?

Google検索でフォールディングハンターと検索すると、「バック110 バトニング」という関連ワードが出てきますが、結論から言うとさすがにバトニングは無理だと思います。

フォールディングハンターの刃厚を測る

刃厚はジャスト3mmです。先述のとおりホローグラインドなので、なお不安です。

仮にブレードが耐えたとしても、折り畳み機構がダメになってしまうでしょう。バトニング目的であれば、下記のようなフルタングのシースナイフを求めるべきです。

付属のケースはしっかりした革製

また、レザーケースは分厚い革でできており、これも頑丈です。

フォールディングハンターのレザーケース

ありがちなのがボタンが取れてしまうことですが、ここもしっかりしていて、取れることはなさそうです。

ベルトループもついています。

まとめ

見た目にも非常に美しく、またブレードのロック機構が非常にしっかりしており、使っていて安心感があります。切れ味も毛が剃れるくらい鋭いです。

置いて使うタイプの砥石で定期的に研いでいますが、ブレードの形状も非常に研ぎやすいです。重いですが、刃物を研いだことのない人の一本目のナイフとしてふさわしいのではないでしょうか。

実際、25年の時を超えて、今も現役なわけですから、このまま大切に使っていきたいですね。

一生もの認定です

ぜひこのナイフから、使う、研ぐ、ということを繰り返し、自分のナイフを育てていく楽しみを感じてほしいと思います。特に、ブレードを出す時の「バチン」という音を皆さんに感じて欲しい。最高にかっこいいですよ。

余談

コンパクトさを重視したときもっともよく目にするのは、有名なOPINEL(オピネル) の折り畳みナイフです。日本では 「フランスの肥後守」とも称されます。

知人はこのナイフを所有していて、比較的安価だからなのか、かなり雑に使っています。

映えますが、ブレードは火にあててはダメです。焼きが戻ります。

また、映えにあこがれて丸太に刺していましたが、それで先端が欠けていました。 

オピネルのせいではないです。道具は大切に扱いましょう

BUCK(バック) フォールディングハンター #110の紹介でした。