キャンプをするにあたって、くつろぎの時間はもちろん、料理をするときや、薪を割るときなど、欠かせないと思うものが、アウトドアチェアです。
キャンプでよく使われるアウトドアチェアは、主にハイチェアとローチェアに分類されます。
キャンプで見かけるハイチェアといえば、こういったものですね。
信頼の、キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)製ハイチェアです。
ドリンクホルダーがついており、着座姿勢も自然。そのうえ衝撃的な安さで、コストパフォーマンスは抜群です。
一方ローチェアはというと、
ローチェアと言っても、ほぼ地べたに座っているような脚のないローチェアではなく、「ほどほどの」ローチェアです。
個人的には、このくらいの高さが一番快適で、使い勝手がいいと思います。
というわけで今回は、こちらのHelinox(ヘリノックス) チェアワンを紹介します。
チェアワン の特徴
軽く、コンパクトに収納できる

まずなんといっても、Helinox(ヘリノックス) チェアワンは軽いです。
アウトドアにおいて、(耐久性を犠牲にしない範囲での)軽さというのは絶対的なメリットです。
どのくらい軽いのかというと、風でチェアが飛ばされてしまうほどです。
見た目に反してかなり頑丈

ぱっと見では、フレームが細いので、「本当に座っても大丈夫?」という気持ちになります。
しかし、公称で耐荷重は130kg。実際にすわってみても、フレームに座面を吊り下げるという構造が秀逸で、しかも座面の縫製が非常にしっかりしているため、普通に使用する限り壊れるということはなさそうです。
気になる点
火の粉に弱い

座面はポリエステルでできているため、軽くて丈夫なのですが、キャンプで使用する際には火の粉に弱いことに注意が必要です。
軽い火の粉ではなんともなかったのですが、薪が爆ぜて大きめの木片が飛んできたとき、座面の上に落ちて穴が空いてしまいました。
ねじれ感が気になる
地面の状態にもよりますが、でこぼこしたところに設置すると、座った際の本体フレームのねじれ感が少し気になります。地面が平坦でなくても四つ脚とも接地するという長所とも言えますが…
アクセサリーで不満を解消
上記気になる点を解消するために、チェアワン用のアクセサリーを2つ購入し、自分仕様にカスタマイズしました。
テンマクデザインのコットンチェアカバー

気になる点の1つ目、「火の粉に弱い」への対策です。コットン100%のチェアバーですので、多少の火の粉で穴が開くことはなくなりました。
加えて、どちらかと言えば現代的な見た目をしていたチェアワンが、クラシックな見た目に変わりました。パンダVCとマッチしていい感じです。
純正ロッキングフット

気になる点の2つ目、ねじれ感が気になることへの対策です。ねじれの原因は、左右の脚が別々に可動することによるものでしたが、ロッキングフットを取り付けることによって、それを強制的に封印します。
結果、ねじれ感は狙い通り解消されました。接地が点から線になったことによって、地面が柔らかいときに脚が埋まっていく現象もなくなりました。
もともとの用途であるロッキング機能については、地面の状態次第なところがありますが、硬めの地面であればなかなか快適にロッキングできるようになります。
若干高さが出ますが、気になるほどの変化ではありません。チェアカバーとも相まって、見た目もオシャレになりました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
Helinox(ヘリノックス) のチェアワンはアウトドアチェアの定番なだけあって、純正、サードパーティ製ともにアクセサリーが豊富です。
決して安いとは言えないチェアですが、耐久性は十分、カラーバリエーションもけっこうあります。
さらに自分仕様のチェアワンにカスタマイズすれば、お気に入りのチェアになること間違いなしです。