いよいよ寒い季節になってきましたが、比較的暖かな日となった週末。
水中はアイナメにとって適温、地上は人間にとって適温。となれば釣りに行かない理由はなく…
コンディション
この日は中潮。実績が高く一番好きな潮です。さらに気温も17℃まで上昇、日が落ちるまでほぼ無風の予報。快適な釣行になりそうです!
潮汐は上げ八分の10:30頃エントリー。
タックル
ライトタックル
- ロッド:Brute’HR:HARBOR SWEEPER 77ML
- リール:20ヴァンフォード2500SHG
- ライン:PE0.8号
- リーダー:フロロ12lb
ロングスピン
- ロッド:Brute’HR:LONG EXPRESSⅡ 90M
- リール:20ヴァンフォード4000XG
- ライン:PE1.2号
- リーダー:フロロ20lb
無風とくればスピニングの飛距離とPEラインの直線感度の出番。いつものスピニングタックル2本体制でいきます。
ライトタックルで足元を
ひとまず釣果の高い足元の敷石周りを探っていきます。私がいつも釣りに行くポイントはどう考えてもロックフィッシュが好む環境なのですが、どういうわけか根魚を狙っているであろう釣り人をあまり見かけません。穴釣りの人はいるんですけどね。
そうこうしているうちに順調に1本目をゲット。
このくらいのサイズでも、諦めずに首を振りながら沈んでいこうとする引きを十分味わえます。
ヒットワームはフィッシュテイルシャッドのウォーターメロンシード。
しかし案外後が続かず、この後3時間ほどショートバイトに苦しめられキャッチできない状態に。
根掛かりでリグを失ったので、目先を変えるためにワームをジャコバグイワガニカラーに変更するも、これを1投で失うという失態…
しかしここで、
切れかけた気持ちを繋ぐ貴重な1本をキャッチ!
結局、ヒットルアーはフィッシュテイルシャッドのジュンバググリーン。ワームは信じられるものを使うのが一番精神にやさしい、ということに間違いありません。
釣り人心理とは不思議なもので、釣れない時間帯が続いても一本出るとまだたくさんいそうな気がしてくるもの。
勢いのままに普段は根掛かりを嫌ってあまり攻めないストラクチャー周りをネチネチ探っていると…
フィッシュテイルシャッドではアタリの気配が薄くなってきた気がして、ワームを少しシルエットが大きいグラスミノーMハイプレッシャーマジックに変更。ストラクチャーのスリットに擦れる感触を確かめながら細かくズル引きしていると珍しくゴンっと一発食いで乗ってきました。
フィッシュテイルシャッドのときはフックサイズ#2、グラスミノーMの時は#1にしているのですが、一発食いで乗ったのはフックサイズ変更のおかげかも?
夕まずめの遠投作戦
近距離でアタリがなくなったため、どんどん沖の根を撃っていく作戦に変更。ロングスピンタックルで、貴重な28gのシンカーを遠投していきます。
すると程なくして鋭いアタリが。一発では乗らなかったものの、ついているストラクチャーをイメージしながらもう一度同じポイントに投げ込むと…
さらにサイズアップし本日最大の38cm。ここまでのサイズになれば、この場所では十分良型です。引きの強さも今日イチでした。
何よりも、ロングスピンで狙った場所にキャストを決め、狙い通りのターゲットを獲れた快感は格別でした。
数にもサイズにも満足し、日が落ちてきたので納竿としました。
まとめ
軽いシンカーで近距離を丁寧に探り、重いシンカーを遠投して沖の根をざっくり撃っていくという基本戦略ができてきました。
それにしても、このところシャッドテール系のワームに頼りっぱなしです。反応があるのでそれはそれでいいのですが、一般的には産卵後のシーズンには追いが弱くなり、動きが遅い甲殻類系に似たホッグ系ワームが効くということなので、ここからのシーズンはアイナメの反応を見つつホッグ系を多めに混ぜていこうと思います。