E-ドライボックス

HAKUBAの電子防湿庫を導入

E-ドライボックス

PENTAX K-3 Mark IIIの購入にあわせて、ずっと必要だと思っていた電子防湿庫を導入しました。今回導入したのはHAKUBA E-ドライボックス 60Lです。

防湿庫自体の購入が初めてなのでまだ性能面の検証はできませんが、開封直後の外観等について感想を書いてみます。

本体をチェック

サイズ

容量60Lモデルの場合、サイズは以下の通り。

高さ奥行き重さ
358mm590mm315mm12kg

全体のデザイン

本体は黒色の粉体塗装で、かなり質感が高いです。HAKUBAのロゴも扉下部にごく控えめに施されていて好印象。防湿目的のみならず、カメラのショーケースとして素晴らしい完成度です。

見た目は金庫のようで、重量感があるようですが、持ち上げてみると、内部が空であればそれほど重いということもなく、一人でも移動はできます。

ドアのガラスも質感は高く、特に開閉はまるで高級冷蔵庫のようなしっとりした感じです。密閉性を高めるためのパッキンもまるで冷蔵庫のようで、閉めるときにピタッと吸い付きます。

棚板

棚板は2枚入っていますので、最下部をあわせて3段になります。

E-ドライボックスの棚板

開封時には棚板が中で暴れないように、結束バンドで留めてあります。

E-ドライボックスの緩衝材

各棚用にクッション材が同梱されています。

最下部と棚板部では有効面積が少し違うのですが、そこも考慮してそれぞれのジャストサイズになっているクッション材がちゃんと入っていました。さすがHAKUBA。

湿度計

E-ドライボックスの湿度計

本体の湿度計は温度計も兼ねています。個人的にデジタルよりアナログが好きなので、ここもGOOD。

調整ダイヤル

E-ドライボックスの調整ダイヤル

湿度のコントロールは庫内のダイヤルで行います。

デジタル式のものと違って、湿度何%、という指定はできないようです。説明書によると内容物によって安定する湿度が多少変わるようなので、手持ちの機材を入れてみてちょうど良い段階をトライアンドエラーで見つけていくしかなさそうですね。

試運転

というわけで、機材を入れる前に空のままで電源を投入し、試運転をしてみます。ダイヤルの設定はとりあえず最強で。

E-ドライボックスの湿度計

スタート時の湿度計の表示がこちら。66〜67%くらいです。

およそ2時間後の表示がこちら。大体50%まで下がりました。この表示が本当であれば、まあまあな除湿性能でしょうか。

この湿度計の精度が疑わしいというレビューも散見されましたが、機材を入れるために扉を開けたらあっという間にまた60%を超えましたので、ちゃんと反応はしているようです。

まとめ

カメラ自体がさほど高くなかったときはあまりカビ対策をしておらず、しかしそれでも運良くカビの被害にはあいませんでしたが、ここにきてようやく防湿庫を導入することができました。

性能は継続使用してみないと正確なことは分かりませんが、とりあえず動作テストもOK、なによりインテリアとして思った以上にかっこいいので、お気に入りのアイテムになってくれそうです。