初めてキャンプをしたときにまず感じたのは、ワークスペース、収納スペースの不足でした。
本当の一番最初のキャンプはデュオキャンプ(2人キャンプ)でしたが、その時に持って行ったのは以下のような格安テーブル一台だけでした。
テーブルとしては普通に使えますが、この一台で、料理をする、食事をする、( 地面に置きたくないので)使っていない食器を置く、という使い方をしましたので、それはもうスペースが足りませんでした。
次回のキャンプに向け、収納・ワークスペースの拡張を考え、目を付けたのが、キャンピングムーン(CAMPING MOON)フィールドラックです。
有名なユニフレーム(UNIFLAME)フィールドラックのそっくりさんですが、比較するとキャンピングムーンのほうが若干重く、価格が安いです。
何回か実際のキャンプで使用してみて、作業効率の圧倒的な改善を実感しましたので、詳しく紹介してみたいと思います。
外観をチェック
頑丈な格子状のステンレス製ラックと竹製天板

フルセットを購入しましたので、ラック×2と竹製天板のほかに、専用トートが付属しています。
ラックは2つ以上持っているときれいに重なり、棚としての利便性が増します。格子状なので、シエラカップを引っ掛けたりしてもおしゃれに使えます。
竹製天板は、ニスなどの仕上げはしておらず、自然な風合いです。匂いはあまりありません。
ふきん掛けをしてみると、竹の繊維がちょっと引っ掛かります。ささくれるようなことはありませんが、場合によっては危ないかもしれません。
控え目なロゴ

天板の隅一か所と、ラックの端のほうに一か所、控え目にロゴがあしらってあります。遠目から見るとわかりません。
付属のトートはカモ柄

個人的にはもっとシンプルに無地でもよかったのですが、これはこれで武骨な感じです。
こちらも頑丈で、私はセット内容のラック×2と竹製天板の他に、追加でユニフレームの焚火テーブルを入れています。重くなりますが、ぴったり収納できるので、一気に持ち運びできて便利です。
使って感じたメリット
ステンレス製でかつ格子状なので、濡れた食器類を乾かすために使用できます。ダッチオーブンも熱いまま置くことができます。
天板を使えばテーブルとして使え、一台をテーブル、一台を棚として使うことができます。この、棚としてもテーブルとしても使えるというのが、ワークスペース、収納スペースの両方を求めていた私にとって絶妙でした。
もちろん綺麗に重なるため、ある程度の広さがあるテントであればテント内で二段の棚として使うのにちょうどいいです。
気になる点
ラックを組み立てる際、足の部分を開く必要があるのですが、結構力が必要です。手をかけるところもないので、手を挟む危険があります。
また、ステンレス製なので結構重いです。平たくなるので積載はしやすいですが、特にフルセットを一気に持ち運ぶとなると、こちらもそれなりの力が必要です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
昼、調理をしているときなどは、収納スペースよりもワークスペースが不足し、夜、洗い物をした後などは、ワークスペースよりも収納スペースが不足します。このフィールドラックなら、どちらの状況にも対応でき、かつ荷物が減らせるので、頑丈さも相まってキャンプにうってつけの製品です。
当初は、木製のラックと、テーブルを別々に購入することを検討していましたが、この製品を選んで大正解だったと思います。
キャンピングムーン(CAMPING MOON)フィールドラックの紹介でした。