蓼科山頂の標識

【諏訪富士】八ヶ岳最北!蓼科山日帰りトレッキング

蓼科山頂の標識

わずかに雪が残る4月某日、八ヶ岳連峰最北端の蓼科山へ日帰りのトレッキングに行ってきました。

行程

YAMAPのトラッキングデータは以下になります。

蓼科山 / magentdaさんの蓼科山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

蓼科山登山口駐車場から山頂までのピストン山行です。

少し出発が遅くなってしまいましたが往路で巻いて、山頂への到着はほぼ予定通りとなりました。

登山の記録

出発:蓼科山登山口駐車場

蓼科山登山口駐車場

一瞬満車に見えて焦りましたが、運良く1台分空いていました。登山口がすぐ近くなので、この駐車場に停められるとありがたいです。

カーナビの目的地は「女乃神茶屋(めのかみちゃや)」に設定するとすぐ近くを表示できます(多分)。

蓼科山登山口のトイレ

駐車場にはトイレがあります。登山ポストもここにあるので登山届を出しておきましょう。

登山道

蓼科山の登山道

登山口を入ってすぐ樹林帯歩きになります。序盤は比較的勾配がなだらかで、身体を登山モードに切り替えるにはちょうど良い感じです。

道標

この手の道標にしては珍しく距離が表示されていません。

登山道の残雪

影になるところには、まだ雪が残っています。

蓼科山の残雪

山頂に近づくにつれ、雪が増えてきました。

今回は念の為持参した軽アイゼンが必要になるほどの残雪はありませんでしたが、このくらいの時期に登るなら年によって状況が違うと思います。

 
しかし、チェックポイントらしいチェックポイントのない山道です。
蓼科山から見える赤岳

ふっと開けると、八ヶ岳連峰最高峰の赤岳が見えます。良い天気でよかった。

蓼科山山頂付近のガレ場

山頂付近はガレガレ。

浮石に注意は必要ですが、大きい岩が多いので足が置きやすく、見た目の割には歩きやすいです。

蓼科山頂

蓼科山頂

山頂へ到着。吹き曝しのお鉢のような不思議な光景。火山であるが故の形成なのでしょうか。

蓼科神社

神社があります。

調べてみると、蓼科山を御神体とする「蓼科神社」の奥宮ということでした。山岳信仰の神社ではよく見られるスタイルですね。

 
いま流行りの「ChatGPT」に蓼科神社と蓼科山頂の神社の関係について尋ねたところ、はっきり「別の神社」と回答してきました。ChatGPTは便利ですが、やっぱりまだまだ裏取りは欠かせないですね。
蓼科山頂の三角点

風が強いので三角点タッチして退散。

蓼科山頂ヒュッテ

蓼科山頂ヒュッテ

蓼科山頂ヒュッテではちょうど小屋開きの作業中。雪に埋まった入り口を掘り出し、布団を屋根に広げて干していました。

 
実際作業を見たのは初めてです。ラッキー!

下山後

牛乳専科もうもう

牛乳専科もうもう

八ヶ岳といえば牛乳。そして牛乳といえばソフトクリーム。

下山後は血糖値が落ちて体が急激に甘いものを欲します。

牛乳専科もうもうのソフトクリーム

八ヶ岳をバックに。

河童の湯

河童の湯

下山後温泉に河童の湯へ。

地元の人に愛されている感じのコスパのいい温泉です。料金は大人400円。

タオルを忘れてしまったのですが、大規模な銭湯ではないのでもしかするとアメニティ類はあんまりないかなーと思わせて、普通に充実していました。(入浴券と一緒にタオル、バスタオルも購入できます。)

また、軽トラックでやってきて、大きいタンクに温泉を汲んで持って帰る人を何人も見かけました。そうやって近所の人は自宅で温泉に入れるんですね。うらやましい限り。

まとめ

円錐形の特徴的なシルエットから「諏訪富士」と呼ばれ親しまれるという蓼科山。これまでなかなか機会に恵まれませんでしたが、ようやく登頂することができました。

八ヶ岳は標高と得られる絶景に対して登山の難度は低く、周辺の観光地も魅力的なので、特に初心者が登山にハマるきっかけになるような山が多いと思います。

とはいえ山は山。チャレンジする際は十分な備えをしておきましょう。

 
もちろんこれは、自分への戒めでもあります。
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